OKOTANPE  |  GOTA

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明朝2時 弟に起こされた私は、眠い目をこすりながら二人で寝ていた工場の飯場の外に出て、北海道の夏の朝、独特の寒さを体全身に浴びた。
弟は、小さなジープの屋根に小さな船を積んでいる最中。 「どこへいくの?」と僕がたずねると、「いいもん見せてやるから」と、後をついて行くことにした。
二人でジープに乗り、行き先は千歳市を越して支笏湖の方角へ。

途中の霧の中に沈む野畑と、朝日がばからしく綺麗で、車のエンジンを止めしばらく見ていた記憶がある。

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本当の北海道を見るには、朝8時半にホテルをチェックアウトしてからでは遅い事に、この時気が付いた。

さらに車を走らせ、支笏湖を半周したあたりに、細いわき道がある。

そこを数百メートル入った所に、信じられない光景が繰り広げられていたんだ。

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どこまでもまっすぐに
 どこまでもが鏡のような水面
そこにたちこめる水蒸気や雰囲気が
 僕達の冒険心を、
    思い切りくすぐった。

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オールから水滴が落ちる
 それは物が連鎖するかの如く
水面がウネウネしながらこの先の未知の生物に
 その存在を知らせる

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快晴の空から朝日は僕らを照らす

このなんともいえない感覚・・

六本木や、横浜の夜景も僕は好きだ
 夜景は心を穏やかにしてくれる
それは、人が作った物でありその安心感からくるものなのだろうか。
 ここの湖は、最初は居心地が悪い。
まるで、何もないところに「ポツン」と立たされているような気分だが・・
 しだいに、自然に身を任せ お互いが一体と
なった時・・

経験した事のないような安堵感に包まれる。

水に神が宿り 山に神が宿り 宇宙に神がいる
そして僕達は、生かされていると実感した。

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ここの湖はめずらしく、水がエメラルドグリーン。

世界には、赤い湖もあるみたいだけども

ここのエメラルドグリーンは、素晴らしく綺麗。

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だんだんと太陽も昇り、あたりを照らす

僕らは、湖の真ん中を

目指した。

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アスファルトから生えてくる雑草は知っているが・・

湖の真ん中に立っている木なんてのは、

きいたことがない。

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