nemu book  |  koiemi

nemu
book

017

 
 
 
 

text|koiemi

 
 
ただいまって扉を開けたとき。
部屋に緑や花があると
それだけで
なんだか心がほわんとします。 
 
そんな気持ちを思い出しながら
土をこねて
手のひらサイズの花瓶を
焼いてみました。
 
きっと
大きな山や広い草原のように
居心地は良くないと思うけれど

太陽が良く当たり、風が流れる窓際に
この小さな小さな土の家を
そっと置いています。

手のひらの世界

 
 
 
 
 
 

018

nemu
book

text|makino

白い花のミトン

 
 
指先に花が咲きました。
白くてふわふわ。
粉雪のような雪の花。

ドアノブや階段の手すりに手をかける時
自転車のハンドルを握る時

気持ちが躍る時
おもしろいことが思い浮かんだ時

なんだかさみしい時
涙がこぼれそうな時


ふと見た指先で

心があたたかくなるような
そんなミトンが作りたかったのです。

nemuのミトン。

019

本を包むもの

 
 
想像する。

大好きな本を
どんなモノで包みたいんだろうって。

それは、きっと
ずっと触っていたくなるような肌触りで

持っているだけでなんだかわくわくして

本をいつも優しく包み込んでくれていて

本棚や机の上に置いたとき
少しだけその場を明るくしてくれるもの。

そんなことを考えながら
夢中になって手を動かしました。

 
 
 
 

text|koiemi

nemu
book

 
nemu
book
作成日:2010 年 10 月 16 日

  • 著者:nemu
    発行:nemu

    ©koiemi 2012 Printed in Japan

    bcck: http://bccks.jp/bcck/35793
    user: http://bccks.jp/dept/koiemi
    format:DDT_05 #295

     

    nemu
    book