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Jul.03(Sun.)-Jul.29(Fri.) Taniguchi & makise Photo Exhibition

写真家のぼくと、ストリッパーの牧瀬茜さんに共通するのは、写真とストリップだ。

それだけでも話題に事欠かないが、もっと根源的なことをいうと、
二人共に旅を日常としている旅人ということだ。
ストリッパーは、踊る場所を求めて劇場(こや)から劇場(こや)
へ、街から街へと旅を繰り返す。

ぼくはと言えば、そこに留まることが苦手で、普段から旅から旅を
繰り返している。旅の途中にストリップがあり、ストリッパーとの
出会いがある。

持論を持ち出してしまうが、ぼくにとって旅とは、他者との命のふ
れあいそのもの、他火(たび)だ。空間的移動だけを旅とするので
はなく、手を伸ばせば届くような場所への旅もまた他火であり、そ
れこそ古老の昔話に触れるのも旅であるという一線上にぼくの写真はある。
谷口雅彦

Jul.03(Sun.)-Jul.29(Fri.) Taniguchi & makise Photo Exhibition

 私はストリッパー、業界内では「踊り子」と呼ばれています。近年その数が減少する一方のストリップ劇場を10日ずつ巡りながら、行く先々のステージで踊り、脱ぎ、そして裸で演じるという仕事をしています。ちょうど10年ほど前、とあるお客さんから、もう使わないというPFNTAXのMXを譲ってもらいました。さらにその数ヵ月後には、旅先の楽屋で元カメラマンの姐さん(先輩の踊り子)と出会い、露出やピントの合わせ方から何から何までを教えてもらい、私の写真人生がスタートします。初めアは遊び半分、練習がてら共演する踊り子仲間を撮らせてもらっていました。ファインダーを通して人と向き合う……ピントを合わせながら私の目や心は被写体の踊り子に集中します。すると、それまで見ているようで見ていなかったその人が見えてきて、それで相手に愛情のような感情が芽生えることがしばしばあります。そのときは必死で撮って、できあがった写真を見てから素敵な発見をすることもあります。今回は、約10年間撮ってきた写真の中から30枚ほど展示します。私が楽屋で出会った踊り子たち、今を生きる踊り子たちの息づかいを感じていただけたら幸いです。
牧瀬茜

Photo Session @ Shinagawa Tokyo in May.
Body Drawing by KAWASHIN

Jun.3(Mon.)-Jul.01(Fri.) Genro Kitajima Photo Exhibition