ROCK..ALT  |  STUDIOVOICE

 

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MUSIC

2009.5.21Thu19:59

 
 

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Pig 『The Swining』
(アルファ)1993年発売

国内盤の1st。まだまだ音自体はチープ。しかし気迫十分。機材、音質のチープさを凌ぐ確固たる創造性が既に確立されている。加速するエレクトロビートに煽るオーケストラ・サンプリング。分厚くダークなコーラスに喉を締め付けるようなワッツの声。ナイフを砥ぐ音、お経のような低音モゴモゴコーラスを背後に冷徹に語り出す「Ojo Por Ojo」から続いて鞭の音も加わるホラーインダストリアル「Blades」の流れは完璧。最後は執拗なオーケストラシンセビートとジャンク、そのまま混沌へっと突っ込む「Symphony For The Devil 」12分。名盤です。アメリカでは99年にインダストリアル系レーベルCleopatraがボーナス付きで発売した。

harukichi

ドイツ出身のラムシュタイン。んどぅんどぅドンチィドンチィ執拗に繰り返されるオカズの一切無いドラムビートにヘヴィノイジーなギターがソリッドにかぶさる。終始ミドルテンポで歌の後ろはシンセがメインだったりする。歌詞は全部ドイツ語。ヴォーカルは声が低く迫力があり、中尾彬が中低音ヴォイスで説教しながら圧し掛かって来るような感じでコワイ。ライナーで女性コーラスの入れ方やダンサブルなリズムアレンジなどKMFDMとの共通点を挙げているのも肯ける。更に言うならヴォーカルの荒荒しい低音はライバッハ、曲構成は『The Final Option』(93)以降メタル化したディー・クラップスにかなり近い。ジャケットはスコーピオンズ『ブラックアウト』で有名なゴッドフリード・ヘルンバイン。

Rammstein 『渇望(Sehnsucht)』
(ユニバーサル)1998年発売

017

harukichi

2009.5.21Thu19:51

 
 
 
 

2009.5.20Wed19:12

harukichi

016

台湾のシンフォブラック・メタルバンド。英語名はソニックと読む。日本が台湾を殖民統治した1895年から台湾原住民による抗日蜂起「霧社事 件」(1930年)をテーマにした(と思われる。漢字なのでよく分からない)アルバム。デス声とひしゃげ高音声を使い分けるヴォーカルがメインで女性ソプ ラノヴォイスも入る。テクニカルスラッシュばりのザクザクしたギターに壮大なキーボード(オルガン、チェンバロ)、そしてツーバス踏みっぱなし! 次々と リフが展開し、ミドルテンポなパートではソプラノヴォイスが天空を舞い、ギターソロへと流れ込む。音質もクリアで楽曲もよく練られていて飽きさせない。三 曲分のリフを一曲に詰め込みました、みたいな。大疾走スラッシュチューンでその上シンセリフが加わり、ツインギターソロに雪崩れ込む最後の曲「半屍・ 横気山林」がサイコー。このアルバムの英語盤が07年ハ ウリングブルから発売された。

閃靈(ChthoniC) 『賽德克巴萊(Seediq Bale)』
(music543.com)2005年発売

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2009.5.20Wed19:06

harukichi

ノイバウテン新たな地平に到達か?大きな流れで見るとメジャー路線(或いはソフト路線)の延長線上だが過去作品のいずれとも違う異質なアルバム。女性とのデュオ、大仰なストリングス、コンパクトな曲、メロデイ(やサビ)の有る歌。テクノっぽいリズム、PCエディット風編集(そう聞こえるだけで実はキャタピラ、ドリル、エアコン、アルファロメオエンジン等の人力技なのがスゴイ)と鉛筆書き、手拍子、足拍子等の超アナログ音が見事に合体。名盤です。

Einsturzende Neubauten『Ende Neu』
(ポニーキャニオン)1996年発売

 

84年ノイバウテンの三枚目。タイトルの反復合唱ループで冷暗不吉な雰囲気を醸し出しといて、2曲目不朽の名曲「Yu-Gung」に続く。研ぎ澄まされた金属パーカッションが執拗にループ、ブリクサは強迫観念に取り付かれたかの様にしゃべり、叫ぶ。ナイフを研ぐ音、鞭打つ音、にシンセオケヒットといったレイモンド・ワッツの手腕が垣間見られる。一方では鉄板を工場で引きずり回すような金属反響アンビエント直球ノイズ曲も有る。破壊と構築のバランスが緊張感を持って維持されている名盤。このThirsty Ear盤には「Yu-Gung」のエイドリアン・シャーウッド・ミックスが入っている!

 

2009.5.20Wed19:05

harukichi

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Einsturzende Neubauten『Halber Mensh』
(Thirsty Ear)1995年発売

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わははー。速ぇーっ、レコードだったら回転数間違ったと思うね、絶対。そして短ぇーっ、ノリノリ&ブリブリでもう5曲目だよ。総勢11名がサックス、トランペット、クラリネット、チューバを吹きまくり、ドラムをドンドンパチパチ叩きまくる。ただ吹いてるんじゃなくて全速力で走りながら吹いてる感じ。熱い、熱すぎる、うるさい、うるさ過ぎる(笑)。特にチャルメラ吹き放題みたいな高音(しかも何故か哀愁旋律)が耳に突き刺さってサイコー。嵐のように吹き抜ける55分23曲!ジプシー音楽やクレズマー音楽が好きな人は是非。海外盤は現代の民族音楽を専門とするレーベルPiranhaより発売。該当ジャンルが無いのでここに投稿した。

 
 

2009.5.20Wed18:57

harukichi

Fanface Ciocarlia『Radio Pascani』
(オルターポップ)1999年発売

ジャンク大先生フィータス、イイデス!ノリノリのクラッシュドラムン・ベースに御大のひしゃげたヴォーカル。邪悪なプレスリーかひねくれたジョンスペみたい。オルガンやブラスが入るフェイクジャズヴォーカル、サスペンス系のシンセ&オケヒット(ジャンクパーカッションでユニゾン)、疾走するインダストリアル鉄工場などにポップなサビがのる。戦車がギシギシ踊りながら走ってる感じでグー。ジャンクループ&ブリブリエレクトロベースでノリノリな「the need machine」がHideみたいでクール。久しぶりにフィータスの名盤。曲も練られていて60分飽きさせないゼ。

 
 

012

Foetus 『Flow』
(Thirsty Ear)2001年発売

harukichi

2009.5.20Wed18:50

ウクライナ出身のヴォーカル、ユージン・フツ(Eugene Hutz)率いる8人組。無理に英語で歌って呂律回ってないだみ声がサイコー。メンバーにダンス兼パーカッションが二人もいるし(笑)。擦りすぎで煙を上げるヴァイオリン、ハードコア・ポルカみたいなアコーディオン、土足でドカドカ突っ込んでくるドラム&ギター。ダブになったりディストーション・レゲエになったり面白れぇ。アグレッシブ・トラッド?ジプシー・パンク?まじ楽しい!ジョー・ストラマー&メスカレロスが好きな人にも。ヴォーカルの別バンド J.U.F.(Jewish Ukrainian Friendship){D.A.F.のもじり}もグー。

Gogol Bordello『Gypsy Punks Underdog World Strike』
(ビリオン)2005年発売

011

harukichi

2009.5.20Wed18:48