ROCK..EU  |  STUDIOVOICE

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MUSIC

 

harukichi

パスカル・コムラードが1993~96年に録音した映画音楽集(一曲を除き全て未発表曲)。いつものがちゃがちゃしたおもちゃポップは控えめで、しっかりしたブラスバンド曲が入ってたり、ちょっとよそ行きな装い。ヤン・ティルセンが好きな人にもお薦め。アルバム全体にゆっくりしたテンポとテーマメロディの繰り返しがポップなボレロみたいでグー。ストーンズ「黒く塗れ」のインストカヴァーがいいっ。あと、トイピアノをバックにちっちゃい子が「関係無いのぇ~」って歌ってる(ように聴こえる)「chanson」が萌え。パスカルのピアノに元エルドンのリシャール・ピナスがサイケトリップドローンギターをかます「Back to schizo」が浮いてて笑う。

Pascal Comelade『Musiques pour films vol.2』
(Les Disques Soleil et de l'Acier)

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2009.5.21Thu20:09

 

harukichi

 
 

2009.5.21Thu20:07

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Pascal Comelade 『Danses et chants de syldavie』
(Les Disques Soleil et de l'Acier)

フレンチ・おもちゃ前衛ポップ音楽家パスカルのカヴァー・アルバム。あ~のんびりしちゃうな~。調子っぱずれのトイピアノとか三味線みたいに聞こえるおも ちゃギターにトランペットやヴァイオリンが絡む。ストーンズ「HONKY TONK WOMEN」、ニーノ・ロータ「ゴッドファーザーのワルツ」、ベサメ・ムーチョとか30曲も入ってるが50分。一曲約1分半ですか(笑)。ストラヴィンス キー「春の祭典」なんか19秒だし。“おもちゃ楽団、前に進め!”的なイタリア伝統曲「La bella ciao」が楽しい。あとスーサイド「i surrender」のピアノソロカヴァーが哀愁たっぷりで良い、短いけど。どうやら既発曲も全て演奏 しなおして録音したようです。タイトルのsyldavieってもしかして「タンタン」に出てくる架空の国シルダヴィア国でしょうか。そうすると「シルダヴィア国の歌と踊り」ってことかな。

2009.5.21Thu20:04

 
 

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Paulo Braganca『Amai』
(Luaka Bop)1996年発売

ポルトガルの伝統歌ファドに大きく影響を受けたアンゴラ生まれのパウロ(b.1971?)。いきなりメランコリックなストリングでつかみはOK。男性にしては少し高めの声で不思議な節回しを歌う。アコーディオンやチェンバロそしてスパニッシュ・ギターといったアコースティック楽器と打ち込み、シンセといったエレクトリックが混ざり合いパワーある現代のファドとして甦っている。伝統歌からダークプログレトラッドさらに手拍子足拍子を経てスパニッシュギターの爆発へと展開する「Vox Pupulis」が良い。バリトンVoと掛け合うニック・ケイブのカバー「Sorrow's Child」もグー。ファドと言えばマドレデウスだがそれよりもっとロック寄り。これお薦め!

2009.5.21Thu19:43

 
 

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17 Hippies 『Heimlich』
(大洋レコード)2007年発売

これは楽しい!楽しすぎる!ドイツ出身十三名の大所帯トラッド大道楽団、17ヒッピーズ。楽器は幾つ使ってんだ(笑)。コロコロしたマンドリンをバックにした男女 デュエット、バンジョーを弾きながらのゆるい男声カントリー、トランペットが哀しいなんちゃってウェスタン、アコギをアルペジオで爪弾く語り歌バラードな どなど、英・独・仏語を使い分けて歌っている。チャカチャカ走り回る子供達のようなアップテンポ曲から湯船に浸かったのんびり曲まで楽想も広く飽きさせな いし、楽しくて切ないメロディと賑やかなリズムが溢れまくりで捨て曲無し。ジェリー・ローダン「アパッチ」のカヴァーあり。メンバー一丸となってヨーロッパ伝統旋律を金管、木管、弦楽器、打楽器でかき混ぜ、じっくり煮込んで作り上げたハイブリッド現代民俗音楽、 チョーサイコー。2006年にイッセー尾形の芝居のバックバンドとして来日し、ライブもしたらしい。

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2009.5.21Thu19:35

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Therion 『Vovin』
(トイズ)1998年発売

スウェーデンのシンフォニック・HMバンド 、セリオン。次々と押し寄せる陰鬱迫力混声合唱!女声ソプラノの美しいソロ、デュオに不気味な男声バスコーラスが忍び寄る。まるでクラシック声楽音楽みたいだが大丈 夫、ちゃんとディストーションギターとツーバスどこどこドラムも健在。全体的にミドルテンポでメタルメタルした曲は無いが「The Wild Hunt」は例外でバリバリの高速スラッシュに大合唱、サビだけ何故か元ガンマ・レイのラルフ・シーパースという強引展開曲。前作『Theri』からデスの要素を抜いてクラシックと濃縮核融合した作品。「果たしてこれはメタルか?」と、メタリカの『ロード』を聴いた時と同じ衝撃が走ること間違い無し。

 
 

フィンランドのインテリジェント・テクニカル・バカ・メタルWALTARI。ギターの出番は少ないしドラムは全編打ち込み(生ドラムとのデュオ)、ヴォーカルは軽薄なヘラヘラした感じ。スゴイ!ムニョムニョブニブニ、ドンチィドンチィにのってヴォーカルのラップが炸裂。時々デスメタルみたいにブラスト・ユニゾンが爆裂したりメタルギターソロが顔を出す。と見せかけといてポップなバラード・・・意味不明てんでばらばらの楽曲群ながらメタル魂は絶対忘れないという態度がサイコー。ケーハクな(笑)Voと作曲を手掛ける革新的確信犯Kartsy Hatakkaにあなたはついて行けるか!?該当ジャンルが無いのでここに投稿した。

Waltari 『Radium Round』
(edel) 1999年発売

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harukichi

2009.5.21Thu19:21

 
 

2009.5.21Thu19:15

harukichi

普段はテクニカルで陽気なデジタルバカメタルをやってるフィンランドのメタルバンド、ワルタリが作り上げたデスメタルとオーケストラを従えた全8楽章の壮大爆裂オペラ。コンピューターブレイン(北欧デスメタル、アモルフィスのヴォーカル)と匿名者(ワルタリの ヴォーカル)と天使(女性ソプラノ)の3人が織り成すアグレッシブ不思議ワールド。ブチキレのデスヴォイス、ふざけたラップ、朗々と歌うソプラノ。ワルタ リの炸裂するブラストビートにまけじと大仰にあおるアヴァン交響楽団も素晴らしい。おふざけバカ隠しトラック付き。該当ジャンルが無いのでここに投稿した。

WALTARI『YEAH! YEAH! DIE! DIE! DEATH METAL SYMPHONY IN DEEP C』

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フランス人多楽器奏者ヤン・ティエルセンのDVD付き限定アルバム。アコーディオン、ヴァイオリン、ピアノ、ギター、ドラム、トイピアノ、チェンバロ等等色んな楽器がセンチメン タルな旋律を交互に時に重なりながら奏する。泣きのメロディを執拗に反復するところはマイケル・ナイマンそっくり。あいだあいだに歌物を挟む構 成も素晴らしい。特にエリザベス・フレイザー(元コクトー・ツインズ)が、幼少のうちに死んだ(と思われる)Maryの思い出を歌う「Mary」に泣く。【DVD】今作製作中に撮影したオフショット映像+クリップ集。演奏シーンが多いので字幕無くても楽しめる。ティエルセンがノコギリ、タイプライターなどあらゆる楽器を弾いている。クリップ集は可愛らしい手描き系アニメ、ジェーン・ バーキンwithティルセン(ピアノ)の生演奏など。エリザベス・フレイザーとのスタジオ風景も見れます。

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harukichi

2009.5.21Thu19:03

 
 

Yann Tiersen 『Les Retrouvailles』(CD/DVD)
(Labels)2005年発売