CONTEMPORARY  |  STUDIOVOICE

来ました!恐怖の全一トラック75分CD。マリンバがドの音をず~とカンカンカン叩く。その上でギター、サックス、ストリングス、パーカッションなどなど 31名がいろんな楽器でずれたり重なったりする。モアレ状にフラクタルに音が広がっていく。ず~と聞いてると、暖かい西海岸カルフォルニア・サウンドでトランス(恍惚)状態に、悟りを開くか寝るかはあなた次第。このCDは「In C」生誕25周年記念ライブ盤でメンバーが豪華。ロバ・サックス・カルテット、クロノス・カルテット、、なんとテリー・ライリー&息子も参加だ!

 
 

harukichi

044

Terry Riley 『In C』
(New Albion)1995年発売

2009.5.12Tue20:51

 
 

2009.5.12Tue20:48

harukichi

043

Wim Mertens『Motives For Writing』
(Les Disque Du Crepuscule)1989年発売

走り追い駆けてくる勢いのある序曲からメロディ満載。サックス、チューバ等金管メイン+メルテンの歌&ピアノで11人編成。高音楽器がパルスの様なリズムを刻みその下にトロンボーン、バスーンの低音楽器のメロディがゆっくりと流れる。静かなメルテンのファルセット声がかぶさる。ミニマルの欠片一つ一つが美しい。ミリタリードラムが入る「No Testament」は特に良い。英仏語圏ではないヨーロッパの香りがします。国内盤ライナーはジャズ系評論家安原顕が書いていた。

2009.5.12Tue20:47

 
 

harukichi

042

Wim Mertens『Der Heisse Brei』
(Les Disques Du Crepuscule)2000年発売

ノン・ビブラートのファルセットで歌いながらピアノを弾くソロ・シリーズ。女性ソプラノみたいな声です。一曲目のピアノソロから耳を引く。シンプルで切なく哀しいメロディ。2曲目以降の歌ものも哀愁。何語か分からないが歌メロにこれまたぎゅっと来る。ミニマルで曲が長いとあの反復に飽きてしまうが今回は平均五分半とコンパクト。非常に聴きやすい。最後はピアノだけで静かに終わる。お薦めの一枚です。

 
 

2009.5.12Tue20:45

harukichi

041

V.A. 『Portraits』
(New Albion)1986年発売

1940年代から50年初頭生まれのミニマル系作曲家のコンピ。霧の立ち込める海原にユラユラ揺れる信号ブイを見てるようなイングラム・マーシャル、ディレイ・ミニマルピアノに笙のようなヴァイオリンが漂う佐藤聰明、左右からバラバラに聞こえてる16分音符が一つに重なりメロディへと変化するポール・ドレッシャー、今や超売れっ子ジョン・アダムスがシンセ・ミニマルしてる珍しい曲などなど。ニュー・アルビオン・レーベルがまだLPだった頃の軌跡。

サックス奏者サイモン・ハラームが取り上げるミニマル曲集。作曲陣はグラハム・フィットキン、マイケル・ナイマン、フィリップ・グラス、坂本龍一。既発か既発のアレンジで新曲は無い。しかし前作とは打って変わって名曲ぞろいだ。弦楽四重奏やピアノをバックにサックスが歌いまくり、静かな哀愁旋律から鋭くアグレッシブに攻めるメロディまで終始美しく聴かせる。ピアノ二台(作曲者フィットキンが演奏)とサックスが英国魂を炸裂させ交互に展開、緩急つけながら一気に十二分を走り抜ける「Hard Fairy」が特にサイコー。最後は「戦メリ」(デヴィッド・シルヴィアンが歌った「Forbidden Colors」ヴァージョンのアレンジ)で閉める。

 
 

2009.5.12Tue20:41

harukichi

040

Simon Haram『Frame』
( Black Box)2001年発売

Arvo Part『Miserere』
(ポリグラム)1991年発売

 
 

2009.5.11Mon22:49

harukichi

039

旧ソビエト連邦のエストニア出身アルヴォ・ペルト(b.1935)、声楽界の雄ヒリアード・アンサンブルとオーケストラ曲集。深い、しかし透明感がある。ヒリアードのパートは特に静かに、オケや合唱のパートは悲痛に、そして鎮魂の鐘が響く。あいまいだが切実な旋律そしてその余韻が哀美です。静謐なグレゴリオ聖歌現代版。チビ太鼓をポンポンと叩き、テナーが静かに歌う「Sarah was Ninety Years Old」は特に響きミニマル(あっ最後の方は一瞬パイプオルガンで分厚く、その後マイケル・ナイマンとも共演したサラ・レオナードが朗々と歌う)。聖堂のナチュラル・エコーがサイコー。録音現場の写真つき。

ミニマル御三家デヴィッド・ラング、ジュリア・ウォルフ、マイケル・ゴードンのプロジェクト。ワハハ、ぐれいと!神聖な合唱が、小刻みに反復するヴァイオリンのリフが、ヒステリックなホーンが、杓子定規なビートをバックに踊り出る。‘縦に縦に縦に’しつこく‘縦に縦に縦に’ユニゾるドラム&エレキギター&男声合唱。ミニマルなのにヘヴィで、アグレッシブ。60分の大曲。ライヒとグラスとアンドリーセンを足しっぱなしにした感じだ(笑)。曲間に入るDJスプーキーのミニ・リミックスもグー。

 
 

2009.5.11Mon22:47

harukichi

038

Bang On A Can『Lost Objects』
(Teldec)2001年発売

電子音響作曲家ベルナール・パルメジャーニ(b.1927)が自分の作品歴と大きく異なると言うコラージュ4作品(60~70年代)収録。「Du pop a L'ane」はフランス語MC、オーケストラ、ジャズピアノ、ストリングス、プログレなどの断片が右から左、左から右へと出たり入ったり、なんかトイストーリーみたい。あるいは子供がTVのリモコンをポチポチしてる感じか。タイトル曲は電子音がギュッギュツぴゅっぴゅっと意外とノリノリ途中からドラムや明るいオーケストラが入り、電子音直球ピュゥゥ~ンポイーンも聴ける。「Jazzex」はフリージャズだね、一応電子音響テープ込みだけど目立たない。「Et apres..」はコックピットで緊急事態発生、錯綜し点滅する電子音にビビり操縦士は気が狂い突然バンドネオンを弾きだした、みたいな。ちなみに演奏はフレンチ・フリーの大御所ミシェル・ポルタル。

 
 

2009.5.11Mon22:45

037

Bernard Parmegiani『Pop'eclectic』
(Plate Lunch)1999年発売

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