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書肆 小熊堂

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更新 2020.05.22

ジャンル 文芸3 写真1

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  • 『見える人』

    佐藤清春著

    SKKT発行

    文芸

    2018.10.09

    d本:210㌻ 新書版

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    《呪われた男》の前にあらわれた、えらく地味な女・篠崎カミラ。 彼女はいわゆる霊などが『見える人』なわけだが―― 《僕》はこれまでに何度も近づくだけで突然街灯が消えるという経験をしている男。それだけでなく、何故か犬に見つめられるという経験も幾度となくしてきた。ごく最近は女に騙され、お金だけでなく鍋や皿、炊飯器、コーヒーメーカーまでをも持ち逃げされた。 まさに呪われているとしか思えない《僕》 そんな《僕》の前に突如としてあらわれたのはアゼルバイジャン人絡みのクォーター・篠崎カミラ。彼女は《僕》に「じゅ、重要な、お、お話が、あ、あります」と、どもりつつ伝えてきた。 基本的に『派手目で、メイクもばっちりって感じの、それでいて乗り切れてないような、ちょっと田舎くさく、すこし馬鹿っぽい、背は低く、年は若い』女の子が好み《僕》は、地味すぎる篠崎カミラに苛々させられながらも、自らの運命に立ち向かっていく。 ――という感じの小説です。 若干ホラーで、あとのほぼすべてはアホっぽい物語ですが、この世界の有り様というものを考える、その『きっかけ』くらいにはなるかもしれません。 ------------------------- 2018年10月9更新 ・大幅改訂

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    『見える人』

    佐藤清春著

    SKKT発行

    文芸

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    《呪われた男》の前にあらわれた、えらく地味な女・篠崎カミラ。
    彼女はいわゆる霊などが『見える人』なわけだが――


    《僕》はこれまでに何度も近づくだけで突然街灯が消えるという経験をしている男。それだけでなく、何故か犬に見つめられるという経験も幾度となくしてきた。ごく最近は女に騙され、お金だけでなく鍋や皿、炊飯器、コーヒーメーカーまでをも持ち逃げされた。

    まさに呪われているとしか思えない《僕》

    そんな《僕》の前に突如としてあらわれたのはアゼルバイジャン人絡みのクォーター・篠崎カミラ。彼女は《僕》に「じゅ、重要な、お、お話が、あ、あります」と、どもりつつ伝えてきた。

    基本的に『派手目で、メイクもばっちりって感じの、それでいて乗り切れてないような、ちょっと田舎くさく、すこし馬鹿っぽい、背は低く、年は若い』女の子が好み《僕》は、地味すぎる篠崎カミラに苛々させられながらも、自らの運命に立ち向かっていく。


    ――という感じの小説です。


    若干ホラーで、あとのほぼすべてはアホっぽい物語ですが、この世界の有り様というものを考える、その『きっかけ』くらいにはなるかもしれません。

    -------------------------
    2018年10月9更新
    ・大幅改訂

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  • d本:266㌻ 10inch版

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    『彼らは中学生の頃からのつきあいだった。斎藤美以子と佐伯周と佐藤強士――名字がサ行であったために彼らは近くの席に座らされることになった。ただそれだけのことだったけれど、彼らはそれからずっと友人として過ごすことになった』 中学生の頃からなぜか仲良しな3人、 美以子と周と強士、 彼らの成長と絡みあう関係を 幾つかのピアノ曲とともに 描いてみました。 タイトルは モーリス・ラヴェルの 『亡き王女のためのパヴァーヌ』 その原題です。 テーマとなるその曲と同様に 繰り返される言葉やシ-ンが しだいに意味を強くするよう 心がけてもみました。 ぜひご一読下さい。

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    『Pavane pour une infante défunte』

    佐藤清春著

    SKKT発行

    文芸

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    『彼らは中学生の頃からのつきあいだった。斎藤美以子と佐伯周と佐藤強士――名字がサ行であったために彼らは近くの席に座らされることになった。ただそれだけのことだったけれど、彼らはそれからずっと友人として過ごすことになった』


    中学生の頃からなぜか仲良しな3人、
    美以子と周と強士、
    彼らの成長と絡みあう関係を
    幾つかのピアノ曲とともに
    描いてみました。

    タイトルは
    モーリス・ラヴェルの
    『亡き王女のためのパヴァーヌ』
    その原題です。

    テーマとなるその曲と同様に
    繰り返される言葉やシ-ンが
    しだいに意味を強くするよう
    心がけてもみました。

    ぜひご一読下さい。

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  • 『木を伐る』

    佐藤清春著

    SKKT発行

    文芸

    2017.07.12

    d本:32㌻ 新書版

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    『私は自分がなにを考え、それをどうこの人に伝えようとしているか不安になった。雨は窓にあたった。私は川を思った。記憶にある川の光景を思い浮かべていた』 突然、義母と暮らすことになった《私》 義母は自分の部屋の窓を覆う大きな木のことで、毎日夫に文句を言ってくる。 《私》は極力それに関わらないようにしているのだが―― 林檎、川の奔流、雨、風、大きな木 幾つかのイメージが重なっていき、 最後に、それが切って落とされるような感じに書いてみました。 ある意味では、怖い話かもしれません。 あるいは、《怖いこと》というのは 主に家庭内で醸成されるものだというのを 示しているものだと思います。 ------------------------- しばらくのあいだ無料にします。

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    『木を伐る』

    佐藤清春著

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    文芸

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    『私は自分がなにを考え、それをどうこの人に伝えようとしているか不安になった。雨は窓にあたった。私は川を思った。記憶にある川の光景を思い浮かべていた』


    突然、義母と暮らすことになった《私》
    義母は自分の部屋の窓を覆う大きな木のことで、毎日夫に文句を言ってくる。
    《私》は極力それに関わらないようにしているのだが――


    林檎、川の奔流、雨、風、大きな木
    幾つかのイメージが重なっていき、
    最後に、それが切って落とされるような感じに書いてみました。


    ある意味では、怖い話かもしれません。
    あるいは、《怖いこと》というのは
    主に家庭内で醸成されるものだというのを
    示しているものだと思います。

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  • 写真集

  • 『街に散らばる記号』

    佐藤清春著

    SKKT発行

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    2017.01.03

    d本:75㌻ 大判版

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    街に散らばる記号を集めた写真集です。 なんの思想性もなく、ただ単に街にある数字や文字を写しただけなので、なにも考えずにパラパラと捲っていって下さい。

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    『街に散らばる記号』

    佐藤清春著

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    街に散らばる記号を集めた写真集です。

    なんの思想性もなく、ただ単に街にある数字や文字を写しただけなので、なにも考えずにパラパラと捲っていって下さい。

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  • 言葉と映像

    通常版は見開きページになっております。こちらをお勧めしたいのですが、スマホ等では画面が切れて表示されますので『for mobile』版でお読み下さい。

佐藤清春

けっこう、いろんな感じのものを書いております。まあ、だいたいは馬鹿な感じのものが多いですが、深刻っぽいのもあります。順次、こちらで公開していきますね。
↓ブログもご覧ください↓
http://ameblo.jp/kiyoharu-satou/

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    • 私の眠る図書館、自転車で走る僕

      仕事ぶりは優秀ながら欠勤を繰り返す祐未と、当たり障りのない好青年を演じることで深い孤独を隠す徹。同じ会社で働くふたりは互いに似たもの、そして異なるものを同時に感じ、交流を深めていく。誰かに似た“大学図書館で眠る女子学生”と、誰かに似た“自転車で海を目指す男子学生”の記憶を暗黙の裡に分かち合いながら──。 モラトリアムの白昼夢と大人が生きる都会の現実の狭間でもがく若者たちを描いた幻想的な中編小説。

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    • さようならイーハトーヴ

      さようならイーハトーヴ

      鯉実ちと紗著

      シュナスキー出版発行

      2018年7月9日更新 2か所誤植を修正しました。 ………………………… 2018年6月7日更新 2か所誤植を修正しました ………………………… もし、ジョバンニとカムパネルラが恋人同士だったら……。 幼馴染であり恋人である僕と絵理子は、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』を読んで育ち、生きる”世界”を共有してきた。「イーハトーヴ」=理想郷なるもの。賢治の描いたイーハトーヴとは何だったのか。僕たちの生きる”世界”にイーハトーヴは存在しうるのだろうか。僕にとって、絵理子にとってのイーハトーヴを探して、僕たちは旅に出る。 青春と子ども時代の終焉を描いた、作家2作目となる中編小説。

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    • 中平卓馬 一〇〇〇 紙本版

      「中平卓馬 一〇〇〇」紙本版です。 2003年に横浜美術館で開催された「中平卓馬 原点復帰-横浜」展の準備のさなか、大量の未発表モノクロプリントが発見された。同展で一部が公開されたこの写真群の多くは、自宅のある横浜近郊で撮影され、撮影時期は78 年から80年代終わり頃と思われる。当時中平は毎日、日の出とともに、近所を歩き、自転車を漕ぎ、撮影し、そして自らプリントを焼いていたという。本書は、その膨大なプリントから〈自動車が写っている写真〉もしくは〈自動車も写っている写真〉だけを選出し膨大なページ数に綴じた。世界的に見てもおそらく最も稀有な写真家/批評家の一人である中平卓馬を、言葉ではなく写真から読み解くことを試みた写真集である。編集・構成=松本弦人

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    • 宇川直宏 一〇〇〇 紙本版

      「宇川直宏 一〇〇〇」紙本版です。 既成のファインアートと大衆文化の枠組みを抹消し、最も自由な表現活動を行う希有なアーティスト宇川直宏。その創造性は彼を取り巻くすべてを対象とし、現代美術作家としてだけではなく、メディアレイピスト、VJ、DJ、デザイナー、文筆家、アートディレクター、大学教授と、フリースタイルでジャンルを横断する。気鋭・巨匠とのコラボレーションは枚挙に遑が無く、アートディレクションはボアダムズからブルガリまで、VJ共演はジェフ・ミルズからメルツバウまで、執筆はニコラ・テスラ概論から石立鉄男研究までと、幅広く多岐に渡る。2010年には日本初のライブストリーミングスタジオ兼チャンネル「DOMMUNE」を個人で開局し、記録的なビューワー数で国内外にて話題を呼ぶ。 巨大な文庫「一〇〇〇本」シリーズ第三弾『宇川直宏 一〇〇〇』は、署名者の知名度や希少価値によって価値変動をみせる「サイン色紙」の世界に斬り込んだ『宇川直宏/UKAWA'S TAGS FACTORY!!!!!!!!!!(完結編)/1000 Counterfeit Autograph!!!!!!!!!!』(2014年/山本現代)のカタログであり、初めてサインをおねだりされてとっさに横尾忠則と描いたことから始まる、筆跡憑依者宇川直弘約20年間の記録である。 全方位的鬼才宇川直弘を一〇〇〇頁ゆえに捉え獲られた荒唐無稽な一冊!!!!!!!

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