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PRESS RELEASE > 第一回littlemoreBCCKS写真集公募展大賞受賞作品 永井祐介『varnish and mortar』先行発売 のお知らせ

[2009/10/15]
第一回littlemoreBCCKS写真集公募展大賞受賞作品 永井祐介『varnish and mortar』先行発売 のお知らせ (PDF
  
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ウェブ発信で誕生したまったく新しい写真集
ウェブ上の写真集が紙とインクで生まれ変わった。
写真の新たな地平へ―

第一回littlemoreBCCKS写真集公募展大賞受賞作品
永井祐介『varnish and mortar』
本日より一部書店ほかにて先行発売のお知らせ
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株式会社BCCKS(ブックス)[本社:東京都品川区代表取締役山本祐子]は、
株式会社リトルモア[本社:東京都東京都渋谷区/代表取締役:孫家邦]と
共催で、Web メディアを利用した新しい形式による写真公募展として昨年実施した
“第1回littlemoreBCCKS写真集公募展” の大賞作品、永井祐介『varnish and mortar』が、
本日より一部書店にて先行発売されたことをお知らせします。

2008年8月8日∼10月27日に開催された「第1回littlemoreBCCKS写真集公募展」。
ウェブ上で写真集を編集するという、かつてない形式の公募展として話題を呼び、
1回目でありながら、応募総数は600作品を超えました。また、第一線で活躍して
いる豪華な審査員(葛西薫、中島英樹、服部一成、宇壽山貴久子、梅佳代、大森克己、
瀧本幹也、松本弦人)による最終審査は4時間以上におよびました。
そして、審査の末、大賞に挙がったのは永井祐介氏の『varnish and mortar』。
その作品が、第一回審査員の葛西薫氏のデザインにより、ニ次元から三次元の写真集
に生まれ変わり、本日、一部書店にて先行発売されます。
(10月下旬より全国書店にて発売)

それぞれのページは、著者自らの手により、アルバムのように写真が貼り付けられ、
余白には布の切れ端や、紙のモチーフがコラージュされており、著者の独創的な
世界観が楽しめる、ウェブ上のものとはひと味もふた味も違った、美しい「本」に
なりました。第一線で活躍するクリエイター達によって選らばれた、ウェブ発信で
誕⽣したまったく新しい写真集、まさに写真の「今」を感じさせる一冊です。

BCCKSでは、今後も新たな才能を発掘・支援していくさまざまな企画を計画しており、
現在も昨年に引き続き「第⼆回littlemoreBCCKS写真集公募展(http://littlemore.bccks.jp)
を実施中で、応募作品を受付けています(10月26日まで)。


●『varnish and mortar』写真集概要
デザイン:葛⻄薫
仕様:B5変形/並製/60ページ
定価:2800円(税別)
発売:▽2009年10月15日
    リトルモアウェブ、
    ⻘山ブックセンター本店・六本⽊店、
    恵比寿・ナディフにて先行発売
▽ 2009年10月下旬より
    全国書店にて発売

●『varnish and mortar』写真集発売記念写真展
11/14(土)∼11/25(水)Vacant(原宿)1Fスペースにて開催
http://www.n0idea.com/vacant/

●永井祐介(ながいゆうすけ)プロフィール
1985年⽣まれ。東京在住、中学の頃より、趣味で写真を撮り始める。
本作は2004∼2007年ロンドン滞在中に撮りためた写真を中心にまとめた。


■審査員選評
葛西薫/デザイナー
「カメラの目が澄んでいると思った。あたりまえのことだが、この風景の前に作者が立って、
カメラで切り取ったわけで、このように眼前を捉えてしまう感受性に嫉妬をおぼえた。
 
中島英樹/デザイナー
「だから、何度も言っているんだよ、答えなんてないんだから。」
我々の世界は、まさしくそうだと思う。しかし、カメラは、客観だ。
ことばは、作者の意思だ。
 
大森克己/デザイナー
空間をやわらかいまま、つかまえてるのがすごくいい。
BCCKSというフォーマットを自分のなかですごくレベルの高いところで消化して、
解体&再構築している、つまり一見「BCCKSっぽくない」。それってすごいことですよね。
 
宇壽山貴久子/写真家
始まりも終わりも無く、どの場所も匿名的であり、両面表で両面裏ともいえる。
その分からなさ故に、本として形になったときのことをうっすらと想像したら、
マザーグースのような奇妙で美しいモノが出来上がるかも。
 
瀧本幹也/写真家
光をかなり意識的に捉えた作品だと思いました。
そうすることで写真として写り込みやすい闇の部分を巧みに取り込み、
しっかりとした構図によって完成度の高い作品になっています。
 
梅佳代/写真家
大賞おめでとうございます。ずっと見てると、きみょうな感じがします。
 
服部一成/写真家
審査のあいだ、気持ちはいろいろ動く。良さに気づくもの、色あせてくるもの。
それは審査する目の不確かさのせいでもあるが、やっぱり作品のせいでもあるのだ。
グランプリ作品は、まわりの浮き沈みをよそに、ジーッと静かにゆったり光っていた。
 
松本弦人/デザイナー
久しぶりに「うまいな∼」と思った。
写真に「うまいな∼」は褒めコトバじゃない場合が多いんだけど、
褒めてます。空間認識力が高い系のうまさですね。